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予備校・塾の設備、システム

予備校・塾の設備、システムはめまぐるしく改善されてきたとはいえ、それによって生ずる問題も、しつけ多くあるのです。しかし、こうした闘題は、あらかじめ、そういう危険性もありうる、ということをはっきり意識しておくことで、おおかた解決できます。このシステムには、こういう欠陥もある。そんな事前認識を持つことで、予備校・塾の進歩を進歩として活用し、結果的に自分の受験成果につなげることができるのです。また、受験生個人の性格と、予備校・塾の規模やシステムが合うかどうかも、重要な問題となります。予備校との相性の問題です。他人のことが気にならない人。ついつい周囲に影響されてしまう人。性格によって、向く向かないは、やはりあります。まず、こうした、予備校・塾との相性の問題について、具体的に考えていきます。そして、その新システムの特徴についてご紹介し、並行して、利用者の声を参考にした、システムの「盲点(落とし穴)」についてもお話しします。自分に合った予備校・塾選びの指針としてください。

問題を考えたり解いたりする「プロセス」

おとなしい子どもも要注意である。神経質なところがあり、積極的に質問できない、受け身的な場合が多いようだ。判断力が普通よりも劣っていたり、友達が少ないのが特徴で、能力があっても成績が伸び悩むことがよくある。学年が進むにしたがって学習内容が難しくなってくるので、当然できないことが多くなるはずだが、内向的性格のために質問することのできない子どもは、ますますわからなくなってしまう。そのためだんだん成績が落ちてきてしまうのである。その他、自立していない、依頼心の強い子どもも塾では伸びない。自立していない子どもは自分で考えようとせず、すぐ友達や教師の答えのみを聞こうとするため、学習面ではあまり良い結果は得られない。結果を得ることだけにしか興味を持てないため、問題を考えたり解いたりする「プロセス」にはほとんど関心を示さない。

「失格教師」とはどんな教師

「失格教師」のなかには、生徒に顔を向けず、ひたすら黒板に向かって授業を進める。学級担任なのに、生徒とほとんど言葉を交わさない。そんな教師が多数いたということです。この現状を知ると、親としては、子供を公立校に通わせることが不安になります。公教育の問題点は、教員個々の資質もさることながら、先生方を取り巻く環境にこそあるのではないでしょうか。私の知り合いに、都内の中学校で教育実習した大学生がいます。教育に大変な情熱とロマンを抱いている彼は、意気揚々と教育実習に出かけていったのですが、教壇に立つと、授業中におしゃべりしたりウロウロ歩き回ったりする生徒など、まさに学級崩壊寸前。あまりのひどさに席を離れて歩き回る生徒を怒鳴りつけ、おとなしくさせた。すると、先輩教師たちから「よくやってくれた」と称賛を受けたそうです。先輩教師は「自分も若いときにはビシバシやって、言っても効き目がない子は殴ったこともあるけれど、あんまり厳しくやると、いろいろと難しい問題が……」と付け加えた、といいます。先輩教師が口にした厳しい問題とは、想像するまでもなく、教育に干渉してくる父母や事なかれ主義の教育委員会を指してのことでしょう。その被害者であるのは子供たち。本当の授業を求めて塾に通わざるを得ないのが、現実の姿なのです。


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