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サッカーW林出場がうれしくて祝日までつくった国とは?

一九九八年六月にフランスで開催されたサッカーのワールドカップ。世界にはなんと、このW杯出場があまりにうれしくて、思わず祝日までつくってしまったという国がある。そんなノリノリの国は、カリブ海に浮かぶジャマイカ。日本と同じく、W杯初出場の国である。ジャマイカ人は、いかにものどかな南国のリゾート地らしく、陽気で、感情が豊か。気分で行動するアバウトな国民性である。そんな気分屋の国民性が災いしてか、かつてのジャマイカのサッカー選手たちは、運動能力は高いのに、戦術や規律といったものがほとんどなかった。そのうえ、国自体が財政難だったため、W杯に出場することも見送りつづけていた。だが、一九九四年のW杯のあと、ジャマイカ・サッカー協会会長のホラス・バレルさんが発奮。ジャマイカをW杯に出場させようと呼びかけた。W杯出場計画の第一歩は、優秀な監督の誘致からはじまった。かくて、ブラジル人シモンエス監督をジャマイカに招いた。その際、政府を巻きこんで、監督の三ヵ月分の給料をブラジル政府に払ってもらうなど、まさに国ぐるみでW杯出場計画をスタートさせたのである。ジャマイカの選手たちに、決定的に欠けていた戦術や規律を覚えこませる一方で、イギリス・チームで活躍していたジャマイカ系イギリス人を呼び寄せるなどして、チームは強化された。かくて、後ろから数えたほうがはるかに早かった世界ランキングも、飛躍的に上昇。苦労のかいあって、めでたくW杯本戦出場が決定となった。国を挙げてチームを強化したのちのW杯本戦出場決定。感情豊かなジャマイカ人が、大喜びでノリまくったことは想像にかたくない。しかも、ジャマイカ人は、大国に囲まれた小国のためか、もともとの国民性か、たいへん愛国心が強く、プライドが高い。こうしてジャマイカ人は、うれしさのあまり、W杯本戦出場の決まった十一月十七日を、なんと、国民の祝日にしてしまったのである。

1番目の不思議はカハラ地区

1番目の不思議はカハラ地区にある。ダイヤモンドヘッド山麓に向かって上る山道の途中に、サンフランシスコ郊外と同じミステリースポットがあるというのだ。坂道に車を止めておくとスルスルと上り坂を上がっていってしまう、あのミステリーの小型版である。これは周囲の地形が大きく湾曲していて物理的には下り坂なのに植物の茂り具合もあって上り坂に見えてしまうために起こる錯覚だ。サンフランシスコ郊外のミステリースポットはかなり大規模だが、オアフ島のは非常に小さいので探すのに少し苦労するかもしれない。カハラのドライブモールのお店の人か、ハワイ大学の学生に友人がいたら、行き方を細かく教わっておくといいだろう。第2の不思議の場所は比較的分かりやすい。すっかり人気観光スポットになってしまったハナウマ・ベイだ。ここの湾の左側の遊歩道を海に沿ってずっと歩いていくと、地元っ子たちが“トイレット・ボール”と呼んでいる大きな潮吹き穴がある。この穴は、直径3〜4メートルあり、外洋から打ち寄せた波がある程度の時間を置いてトイレのように溢れ出てくるという面白い場所だ。潮が引けば海水は自然に穴の底に消える。一度中に入ったが、潮が引く際は壁にしがみついていないと穴の底に吸い込まれそうな気がして、なんとも恐ろしい所だった。まさに大自然がっくり出した水洗トイレ(トイレット・ボール)というワケだ。勇気ある地元っ子の中には穴に潮が満ちると同時に奥へ奥へと潜っていき、外洋へ出てしまう達人もいるという。穴の中に入り、エレベーターのようにアップダウンする感触を確かめるのはいいが、外洋まで出るのはとても危険なのでやめたほうが無難だ。

3〜5日遅れ発売の週刊誌でも不自由しない

週刊誌というものは、基本的に全国どこでも同じ曜日に発売されることになっている。北海道だってそう。ところが例外があるんですね。ハイ、沖縄です。例を挙げてみると、内地で月曜日発売の『週刊大衆』と『週刊現代』、火曜日発売の『週刊朝日』は沖縄本島では金曜日発売。内地で水曜日発売の『SPA』、木曜日発売の『週刊文春』と『週刊新潮』は沖縄本島では翌週の月曜日発売。3日から5日の遅れである。なぜこのようなことが起こってくるのか。答えは簡単。沖縄が地続きじゃないから。つまり、他県が陸路で配送されているのに対して、沖縄へはいまだ船便で運ばれているのだ。ちなみに本島からさらに西の石垣島ではもっと発売曜日が遅い。内地の発売から遅れること約1週間後の発売となる。こうした状況に対して不自由なり理不尽なものは感じたことがないのかと、内地の知人から問われたことがある。答えは「ない」である。だって沖縄には週刊誌を読むことを習慣にしている人は極端に少ないから。出版科学研究所発行の『雑誌の都道府県別配送量』という冊子がある。これには国内で出版された雑誌すべてを対象にしたデータが掲載されているが、1999年に沖縄県で購入された週刊誌は、1人当たり6.8冊。47都道府県のうち46位という少なさである(ちなみに最下位は奈良県)。これは個人的な推測なのだが、たぶん電車通勤というものがないせい。内地の週刊誌を読んでいる皆さん、考えてみてください。ほとんどがキヨスクで買って、電車の中で読んでいるでしょう。そういう環境が沖縄にはないんです。たま〜に週刊誌を買っている人がいるけれど、それでも『週刊大衆』が月曜日に店頭に並ばないからって、イライラしない。だって沖縄では金曜日発売なんですから。そりゃ、テレビのワイドショーで「本日発売の週刊誌によると……」なんていっているのを聞くと、「こっちではまだ読めないよ」とは思うけど。ただ、雑誌に限らず書籍の入荷が大幅にずれ込むことがある。それは、毎年確実にやってくる台風のとき。台風が過ぎるまで船が沖縄に向かえないので、いつ入荷するのか予定も立たないし、台風が連続して来襲したりすると、もうどうにもならない。だから、台風後の書店では1週間、2週間遅れの2号分が並べられたりすることもよくある。しかし雑誌に限らず、テレビ番組なども、内地より遅れて放送されることも多い沖縄。その時差に文句をいっていたら、とても暮らしていけんよ、実際。


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